保育の仕事をする・保育士になるメリット・デメリットについて解説します

保育の仕事をする・保育士になるメリット・デメリットについて解説します

子どもが好きな人にとって魅力的な仕事の1つである保育の仕事は、近年人材不足が深刻化しています。保育の仕事というと子どもと遊んだり、子どもの世話をしたりすることが業務の中心となるイメージがありますが、保育の仕事にはどのような業務があり、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?そこで今回は、保育の仕事について、メリットやデメリットを中心にご紹介します。

1. 保育の仕事とは?

まず、保育の仕事の内容について、簡単にご説明します。

1-1. 保育の仕事について

仕事や病気などのため、家庭内で子どもを見ることが困難なご家庭からお子さんを預かることが主な役割になります。そして、保育する中で、社会性や集団生活に必要となるマナー、ルールなどを子どもたちに教えていきます。 その手段の1つとして、遊びの要素を保育の中に取り入れているのが特徴です。子どもたちと遊んでいるように見えますが、遊びつつもしっかりと子どもたちを観察しながら必要なサポートをしています。 また、生活に必要な食事、排泄の介助も仕事の一部となります。そのほかにも保育をするために必要な環境の整備、保護者とのコミュニケーションなど、子どもと関わっている時間以外にもさまざまな業務があるのです。

1-2. 保育の仕事に向いている人

保育の仕事に向いている人は、当たり前のことですが、子どもが好きな人です。それに加えて人付き合いが好きな人、さらに子どもの成長に責任を持つ必要もありますので、責任感の強い人などが求められます。 保育園では食事や排泄のすべてに助けを必要とする乳児(0歳)から、徐々に移動できるようになる1〜2歳、そして活発に走り回り子ども同士で遊ぶようになる3〜5歳と、同じ子どもでも成長・発達レベルが異なる年齢層にあわせて対応する対応力が求められます。 このような多様な子どもたちへ適切に対応するためには、臨機応変に相手を見て対応方法を変える器用さも求められるでしょう。

2. 保育の仕事をするメリット・デメリット

それでは、続けて保育の仕事をするメリット・デメリットについてご説明します。

2-1. 保育の仕事をするメリット

保育の仕事をするためには、保育士の資格が取れる学校を卒業するか、資格試験に合格する必要があります。この保育士の資格は国家資格です。つまり、国が認めた専門職としての資格といってもよいでしょう。 したがって、この資格を持っていることは仕事をするうえでさまざまなメリットになるのです。たとえば行政組織である家庭支援センターや地域の学童でも、保育に関する仕事を募集していることがあります。保育士の資格を持っていることで、保育園以外の仕事を見つけやすくなります。 また、保育業界は慢性的に人手不足の状態になっていますので、「就職先が見つからない」ということはほとんどありません。保育士が足りていないことも影響して、時間限定のパート勤務や派遣社員としての働き方など、仕事をする側の状況に応じた働き方を選ぶことができるチャンスがあるのです。仕事をする機会がなくなるということはあまりない職種といえるでしょう。 また、保育士になる過程で子どもの成長や発達について学べるだけでなく、現場で多くの子どもたちに接する機会もあります。子どもは、それぞれ個性があって成長や発達のパターンも異なりますが、仕事で子どもの多様性に触れていると、自分の子育てのときに活かせます。逆に、自分の子育ての経験を保育や保護者への対応に活かすこともできるでしょう。

2-2. 保育士になるデメリット

逆に、保育士の仕事をすることのデメリットもあります。勤務時間が長くなってしまう場合があり、体力や気力を消耗してしまうことも多いです。そのため、書類整理などを勤務時間外に行うこともあるでしょう。 また、運動会などの行事の前には、その準備のために仕事の時間が長くなってしまいがちです。さらに幼稚園や学校と異なり、夏休みや冬休みの期間も保育園は休みにならないので、まとまった休みを取りづらいというデメリットがあります。 さらに、以前よりは改善されてきているとはいえ、保育の仕事の給与は安い傾向があります。

3. まとめ

まとめ

デメリットもありますが、保育の仕事は未来を担う子どもたちの成長に関わることができる魅力的な仕事であることに変わりはありません。 株式会社JSK-Gでは、特に神戸地域の介護業界の人材派遣に取り組んできていました。しかし保育の仕事の重要性が強く認識され出している時代背景を受け、保育園事業にも取り組むようになりました。 保育園事業を通して社会貢献を考えていますので、子どもたちと関わりたい、子どもたちの成長・発達の支援を通して社会に役立ちたいとお考えの方は、ぜひ株式会社JSK-Gまでお問い合わせください。