「介護の仕事のやりがいとは?仕事の意義や魅力を解説!」

「介護の仕事のやりがいとは?仕事の意義や魅力を解説!」

介護の仕事は、老齢・障がい・怪我などにより、自力で生活していくのが困難な人たちのサポートを行う仕事です。世間では、介護施設などで働く職員の待遇面も含めて、大変さばかりが際立って取り上げられる傾向にありますが、大変な分だけ、やりがいもたくさんあります。 今回は、介護の仕事においてやりがいを感じる瞬間を挙げながら、介護士の仕事の魅力や楽しさを紐解いていきます。

1.「要介護者や家族からの感謝」が何よりも嬉しい

介護の仕事の本質的な定義としては、介護を要する高齢者・障がい者・怪我を負った人たちなどの身の回りの世話だけでなく、そういった人たちの「自立支援」を行うことにあります。 介護の仕事は、利用者本位で多様な施設から必要なだけのサポートを受けられる体制が整っており、給付・負担が明確となっている介護保険制度は、厚生労働省が作っています。 そうした介護の仕事の一番のやりがいは、「要介護者や家族からの感謝」にあるといっていいでしょう。思うように身体を動かせない介護施設の利用者さんの世話は大変で、最初は意思疎通すら難しい場合も少なくありません。 しかし、そうした段階を超えて意思疎通がはかれるようになり、しっかりと献身的に利用者さんのお世話ができるようになったとき、利用者さんやその家族から、感謝の気持ちを伝えられるようになるでしょう。 利用者さんが快適な生活を送れるようになったり、自立ができたりしたときには、向けられる感謝の気持ちが嬉しいだけでなく、自分自身の達成感ややりがいにもつながっていきます。

2.介護の問題を自分の問題と考えて仕事に励める

介護というのは、決して他人事で済まされるような問題ではありません。病気や事故などをとおして、誰もが要介護者になる可能性があります。そういう意味では、社会全体に関わってくる重要な仕事であるともいえるのです。 そしてそれは、仕事として勤務している介護士も例外ではなく、自分自身、あるいは自分の親しい家族や恋人などが要介護者となる可能性は常にあります。 介護士として働いていると、まったく関係のない業種で働いている人よりも、その可能性をより重く、より実感をもって自覚できるでしょう。 そうしたときにまずどういった対処をすればいいのか、介護業界に関わったことのない普通の人であれば、これまで当事者感がなかった分、混乱してしまうでしょう。しかし介護の仕事をしていれば、いざというときに、やるべき対応がすぐに見えてくるはずです。 介護士は、常に自分や身内が要介護者になる可能性を意識しながら働いています。介護は他人事ではなく、誰にでも降りかかる可能性のある重大な社会問題です。さまざまな介護問題が世間的に取り沙汰されるなかで、介護の問題を自分の問題として考えながら働けるということは、それだけで大きなやりがいとなるでしょう。

3.「チームで一体感をもって働ける」ことの充実感

介護の仕事は、とくに利用者さんの家族を筆頭に、さまざまな人たちとの協力があってこそ成り立ちます。誇張なしに社会全体が関わっていく業種ですし、理想としてもそうあるべき仕事です。 介護業界は、性別・年齢に関係なくいろいろな人たちが働き、また利用しています。ケースワーカーさんやソーシャルワーカー、ホームヘルパー、心理カウンセラーなど、関わってくる職種も多岐にわたります。利用者さんの年齢や性別も幅広いですし、関わってくる職業が多い分、その担当者の年齢・性別も多種多様です。 そうした立場も年齢も違う、多彩な人たちが集まるのが介護の仕事だからこそ、逆に余計なしがらみにとらわれることなく、快適に働けますし、チームで一体感をもって問題に対処できたときの達成感ややりがいは、たまらないものがあります。最初はコミュニケーションに違和感があるかもしれませんが、逆に年齢や性別を問わないコミュニケーションは、多くのことを割り切って行えるので、すぐに慣れていくでしょう。

4.今後、確実に大きなニーズが見込め将来性が高い

世間でもよくいわれているように、今の日本は、少子高齢化社会の中でも重度のフェーズに突入しつつあり、今後ますます高齢者の割合が増えていくのは確実となっています。高齢者の割合が増えるということは、相対的に要介護者の割合も上がるということなので、介護職は今後確実に大きなニーズが生まれる仕事です。 市場原理でいえば、どんな仕事でもニーズが大きいところに人や資本が集まるため、将来性に対しては、まず間違いなく高いレベルの仕事であると結論付けていいでしょう。 しかし、その分大変な仕事でもあります。世間では仕事内容のわりに、給与などの待遇面でも充分でないことが指摘されています。しかし、社会的な需要の高まりがますます大きくなることで、そうした不当な待遇などの問題は、社会全体が向き合わないといけない問題に発展します。今後、誰もが当事者意識をもつことで、そうした問題は必ずや改善へ向かっていくはずです。

5.まとめ

まとめ

以上、介護の仕事のやりがいについて解説しました。直接人に役立つことができる仕事である介護は、誰もが陥る可能性のある要介護という問題と深く向き合う仕事です。要介護者の方やその家族が、いかに負担なく日々生活できるかを考え、それにそって労働環境や指示系統の改善をはかれるのもやりがいのひとつ。成長段階にあるからこそ、どんどん改善していこうという機運も高まるはずです。

兵庫県神戸市を拠点とする「株式会社JSK-G」は、介護をはじめ、看護・保育などの福祉分野に特化した人材派遣会社です。丁寧なヒアリングをとおして、介護の仕事に挑戦してみたい人と介護の人材が欲しい企業を最適にマッチングできます。 人と企業の懸け橋となるべく、日々尽力しておりますので、介護の仕事が気になる方・介護の人材を探している方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。