「介護職に就くメリットを５つご紹介！」

介護の仕事と聞くと、キツイや厳しい、収入が安いといったマイナスのイメージがあるかもしれません。しかし、少子高齢化が進む日本において、介護の仕事は非常に魅力のある、しかもメリットの大きい仕事でもあります。そんな介護の仕事におけるメリットに関して、代表的な例をいくつか挙げてご紹介しましょう。

1.介護の仕事に就くメリット①　【求人が多い】

まずは、求人の多さが大きなメリットです。現状すでに人材不足が深刻になっている介護職は、日本全国どこでも多くの求人がある仕事となっています。とくに都市部においては、介護施設の数は増えても、人員が足りない状態が深刻です。 求人が多いということは、自身の条件に見合った職場を探すことが可能ということで、これが大きなメリットとなります。

2.介護の仕事に就くメリット②　【就業時間の自由度が高い】

一般的なサラリーマンは、月曜～金曜まで、毎日9：00～17：00と就業時間が決まっています。しかし介護施設の仕事は、多くが祝日も土日も関係なく、しかも24時間態勢の仕事です。これだけ聞くと厳しい職場のイメージになりますが、反対にいえば、就業時間が比較的自由な仕事ともいえるのです。 仕事はシフト制の交代勤務となるため、就業時間に関しては深夜勤務や早朝勤務もありますが、その代わり、人数が足りていれば、残業の少ない職場でもあります。休みに関しても、人数が足りていれば十分確保できますので、一般的な仕事より、就業時間の自由度は高いでしょう。 また、365日24時間態勢の仕事で、しかも人材不足の職場ですから、たとえ限定的な時間しか働けないという方でも、職場が見つかる業種といえます。介護の仕事を希望する方は、しっかりと自分の時間を確保し、どのような時間帯で働きたいかを明確にしておくといいでしょう。

3.介護の仕事に就くメリット③　【経験・学歴不問の職場が多い】

介護の仕事にはいろいろな業務がありますが、多くの職場では、経験も学歴も資格も問わないことがほとんどです。多くの方に門戸を開いている業種で、職場によっては、年齢に関しても不問となっているケースもあります。 経験や学歴も不問ということは、反対に考えれば、経験者や有資格者は、好待遇での就職が望める職場でもあります。介護の現場で経験を積むことで資格試験の受験ができる場合もありますので、悩んでいる方は、まず経験してみるのがオススメです。

4.介護の仕事に就くメリット④　【スキルアップが狙える】

先述したとおり、未経験者にも門戸を開いている業種ですので、経験者や有資格者であれば、さらに好待遇での就職も可能です。介護の現場にもいろいろな種類がありますが、どの現場でも、経験を積むのが重要です。 高齢者介護施設でも、心身に障がいのある方の施設でも、行う業務に関して大きな差はありません。もちろん向き合う要介護者によって、対応の仕方はそれぞれ違いますが、入浴介助や食事介助など、業務は同じことがほとんどです。 介護の仕事には共通点が多いため、まずは自身の希望にあった施設で経験を積むのがいいでしょう。

5.介護の仕事に就くメリット⑤　【自身の人生でも活かせる】

介護の仕事における最大のメリットとなるのが、自身の人生に活用できることでしょう。介護の現場は、遠い他人の話と考えている方も多いかと思いますが、どの方でも、ご両親や親族が要介護者となる可能性はあります。 家族に要介護者が出たときに、その介護ができるというのは大きなメリットです。要介護者を介護するのは、未経験者では簡単ではありません。しかし、その経験を施設で積めれば、大きな経験となります。 施設には信頼できる同僚や先輩がいるため、自身の経験が浅くても、しっかりと対応ができますし、その対応方法を学ぶことも可能です。 また、介護施設の現状を知っていれば、どこまで自分が介護を行い、どこから介護施設に頼めばいいかなどの冷静な判断も可能です。万が一のときのために備えることができるのは、大きなメリットといえるでしょう。

6.まとめ

介護現場の仕事は、確かに体力的に厳しい場面もあります。しかし、ほかの仕事と比較して、特別厳しいというわけでもありません。こうした負の側面に目を向けるのではなく、介護の仕事のメリットに目を向けるのがオススメです。 介護の仕事は、比較的就業時間を自由に選択でき、職場によっては残業時間も少ない仕事です。しかも未経験者でも職場を見つけやすく、経験や資格をもつ方は、さらに好待遇での就職も可能となります。 そして介護の現場で得た経験は、自分の家族の介護でも活用できる経験になりますので、それだけでもメリットの大きな仕事です。