「介護職でキャリアアップする7つのメリットとは?詳しくご紹介」

介護職でキャリアアップする7つのメリットとは?詳しくご紹介

高齢化が進む中、介護職は、これからも業界的にニーズの高い職種のひとつです。無資格でスタートでき、さらにそのあと資格をとってステップアップできるなど、地道な努力でキャリアプランが立てやすいのも、介護職の魅力です。この記事では、介護職でキャリアアップするメリットを詳しくご紹介します。

1.無資格でも応募できるホームヘルパー

介護業界で働きたいと考える未経験者は、まずはホームヘルパーからスタートできます。もちろん資格は必要ですが、入職後にそれを取得できる資格取得支援制度を用意している事業所も少なくありません。 採用後、旧ヘルパー2級にあたる介護職初任者研修の資格を取得すれば、ホームヘルパーとして働けるようになります。また、受講にあたって、気になる年齢や学歴などの制限がないため、幅広い人に対して門戸が開かれた資格です。 研修で学べることは、介護職に関わる基礎的な知識で、130時間の研修受講が必須となります。きちんと研修に参加さえできれば、研修終了の受講資格が与えられます。

2.実務者研修の資格をとってステップアップ

未経験で介護職初任者研修の受講を終えたなら、次は実務者研修の資格へステップアップ可能です。実務者研修では、基礎的な介護の知識だけでなく、より現場でいかせる実践的な内容、そしてそこには、医療的な知識も加わってきます。 そのため、受講時間数もふえて450時間となるため、本気で介護業界でキャリアアップをしたいという人には、挑戦しがいのある資格といえるでしょう。知識を問う試験などはとくにありませんが、スクールなどによっては知識の定着レベルをはかるために、筆記を行うケースもあるようです。

3.実務者研修終了で広がる可能性

まじめに受講することで未経験から挑戦できる実務者研修終了後には、訪問介護事業所でサービス提供責任者としての道が開かれています。 以前は、ホームヘルパー2級(実務経験3年以上)、または介護職初任者研修(実務経験3年以上)などのしばりがありましたが、2019年4月以降から、訪問介護事業所でのサービス提供責任者におけるこの要件が排除されました。そのため、実質的に実務者研修修了者に対して、こういった仕事の可能性が広がったのです。 訪問介護事業所におけるおもなサービス提供責任者の仕事は、介護業務についての計画書の作成や、シフトの調整や管理です。また、利用者に対しての請求業務や現場で働くヘルパーの技術指導や相談までと多岐にわたるため、やりがいは十分だといえます。 さらに一部の医療行為が認められているため、医師の指示をあおぎながら、看護師と連携をとり、喀痰吸引や栄養管理などにも携わることが可能です。

4.専門資格であるため資格手当がつく

このように、やりがいのある実務者研修終了後の仕事ですが、それにみあった手当なども用意されるケースがほとんどです。介護業務事業所によって差はありますが、無資格の場合と有資格の場合、1万円前後の別途手当が用意されるケースが一般的です。さらに、サービス提供責任者という立場以上から、役職手当などを設けている事業所も少なくありません。

5.介護福祉士への次なるキャリアアップ

介護福祉士は、介護が必要な人(高齢者や障害を持っている人)に対して、人間らしく日常生活を行えるようサービスを提供します。また、介護の相談にも乗る仕事で、社会福祉士における介護のスペシャリストです。国家資格であるため、キャリアアップを考える人にとって、とても現実的かつ有効な資格です。 受験資格として、介護の実務経験が3年以上、そして実務者研修の終了が前提とされています。そのため、資格取得を検討しつつ、業務で実地経験を重ねながら、その基準を満たせます。 国家資格を取得しているということは、転職をする際にも、自身の専門性とキャリアを明確に他者へ示すことができるため、ひとつの強い武器になるでしょう。

6. 実務経験5年以上でケアマネージャーへ

かつては介護の実務経験を相当年数重ねることで可能となっていたケアマネージャーですが、現在では、国家資格、または生活相談員などの援助業務の経験が5年以上必要と条件が変化しました。 ケアマネージャーは、介護保険が受けられるようケアプランを構成し、サービス事業者との調整などを行う介護保険のスペシャリストです。非常に重要な仕事であるため、ケアマネージャーの経験者は、とても重宝されています。

7. 管理職や自分で事業をはじめる道が開ける

実務経験を重ねたうえで取得への道が開ける、介護福祉士という国家資格があります。誰でもすぐに取れる資格ではないため、この資格取得者には、リーダーや所長といった管理職のポジションが用意される可能性が高まります。 また、高齢者社会の現在、ますます介護施設へのニーズそしてサービスの差別化が求められる中、自身の今までの経験をいかして、新たな事業所を開設するということも夢ではありません。

8.まとめ

まとめ

介護業界で未経験からキャリアアップするには、その第一ステップとして、介護職初任者研修を受ける必要があります。年齢や性別、特別な学位が必要なわけではないので、これから新しいキャリアステップを考えている人には、未来のある業界です。

「株式会JSK-G」は、兵庫県を拠点に人材派遣会社としての実績を積み重ねてきた企業です。その中でもとくに福祉や介護業界に着目し、サービス利用者そして仕事を探す方々をつなぐ架け橋として、社会に貢献しています。未経験者から経験のある方まで、その人が輝けるステージをご紹介しますので、どうぞお気軽にご相談ください。