保育にやりがいを感じる瞬間とは?

子どもたちの命を預かる保育士の仕事、その魅力や楽しさを解説!

保育にやりがいを感じる瞬間とは?子どもたちの命を預かる保育士の仕事、その魅力や楽しさを解説!

保育の仕事は、一般家庭から子どもを預かり、教育を通して子どもの健やかな時間を作る仕事です。子どもの命を預かる責任重大な仕事ですから、その大変さばかりがクローズアップされる傾向にあります。 保育の仕事は大変ですが、その一方でやりがいも大きな仕事です。今回は、保育の仕事においてやりがいを感じる瞬間を挙げながら、保育士の仕事の魅力や楽しさを紐解いていきます。

1.「子どもの笑顔や成長」が大きなやりがい

保育とは、主に未就学児を対象とし、日中の時間帯に子どもの教育や世話をする仕事です。保育園、保育所などの児童福祉施設で保育業務に従事する専門職員を「保育士」といい、保育士として働くには国家資格が必要です。 保育の仕事における一番のやりがいは、「子どもたちの笑顔を見ることができる」という点にあるでしょう。子どもというのは未熟ながらも純粋であり、感情を隠すことをしません。そのため、よく笑い、よく泣きます。子どもが楽しそうに笑っているのはほとんどの場合純粋な感情表現ですので、「素直な子どもの笑顔を見ていると頑張れる」という保育士も多いはずです。 また、「日々子どもの成長を見届けられる」ことも保育の仕事の醍醐味です。子どもは日々保育園に通う中で周りの環境や人との会話をどんどん吸収し、健やかに成長していくでしょう。しかも未就学段階の子どもの成長スピードは著しく、毎日のように子どもの成長を実感できます。 これまでできなかったことをできるようになったときや、いわれても治らなかった癖を我慢できるようになったときは、子どもの成長を感じて嬉しくなるでしょう。もちろん子どもたちを褒めてあげるのも、保育の大事な仕事です。

2.「保護者に感謝される」「頼られる」ことの嬉しさも大きい

保育の仕事は親の代わりに子どもの教育や世話を担当するものなので、子どもを預けている保護者にも頼られる仕事です。 保育士は保護者の代わりに子どもたちの遊び相手になり、さらに食事や昼寝などのお世話も行います。親は仕事の都合でできない子どもの世話をしてもらうために、そして集団生活を早くから学ばせるために保育園に預けています。 自宅で子どもが食事をきれいに食べられたとき、しっかりとものを片付けるようになったとき、保育士に感謝の気持ちを覚えることでしょう。送り迎えのときなどにそれを実際に口にしてくれることも少なくありません。 子どもを一番よく知っているのは保護者です。その保護者から褒められ、頼られたとき、保育の仕事に対して自信を持つことができるはずです。

3.「行事が成功したとき」の達成感がたまらない

保育の仕事は、子どもたちの教育に留まりません。保育の仕事は本来地域と密接に関わっているもので、保育園で定期的に行われるバザーや運動会など、地域も巻き込んだ行事の運営に関しても保育士たちが担当しています。 閉鎖的な施設では地域からの信頼も得られません。地域の結び付きを強化していくために必須となるのが、季節ごとのイベント・行事の実施です。 行事というのは簡単に行っているように思えますが、行事の実施や運営は天候や自治体方針の転換などに大きく左右されますから、大変なことの連続です。保護者だけでなく、地域住民や自治体と密接にコミュニケーションを取りながら、行事を少しでも楽しいものにするために多くの保育士が力を注いでいます。 苦労して開催した行事が大盛況に終わり、多くの地域住民からも「楽しかった」「よかった」といってもらえたとき、開催・運営に際し陰で活躍してきた保育士たちの達成感は計り知れません。

4. 保育の仕事を通した「社会貢献と自己成長」

保育の仕事は子どもたちの教育や世話が本質ではありますが、それ以外にもたくさんの仕事があります。先ほどのイベント開催・運営もそうですが、保育以外にもさまざまなスキルを求められる仕事をやらなければなりません。 たとえば、施設内の安全点検や、建物や設備に劣化があった場合の専門業者の手配などが挙げられます。また、保育に関する外部研修への参加、地域住民との密なコミュニケーションなど、こうした多くのことが保育士の仕事なのです。地域に関わりながら仕事をすることで、保育士も人としてより大きく成長できます。 また、保育士の仕事先は、必ずしも保育園や保育所だけではありません。乳児院・児童養護施設・盲聾唖児施設・助産施設・母子生活支援施設など、多くの施設で保育士たちの力が必要とされています。 また、保護者がいない子ども、障がいを持った子どもなど、複雑な事情を抱えた子どもがたくさんいます。そうした子どもたちの世話を引き受けるのも、保育士たちの大切な仕事です。 こうした社会に暮らすさまざまな子どもたちを見ていく中で、より世の中に対する見識が深まります。社会という単位で物事を見て、「今自分が行うべきことは何なのか」を大人として判断していけるでしょう。それは保育士としての立場を越えた社会貢献や自己成長の実感につながっていきます。

5. まとめ

まとめ

以上、保育の仕事のやりがいについて、保育士の仕事内容や仕事先にも触れながら一通り解説しました。保育は子どもたちの命を預かる大変な仕事ではありますが、保育の仕事や行事の運営を通して、子どもたちや保護者だけでなく地域住民にも笑顔が生まれたときはかけがえのない嬉しさを感じられます。 兵庫県神戸市を拠点とする「株式会社JSK-G」は、保育を筆頭に介護・看護など福祉分野に特化した人材派遣会社です。丁寧なヒアリングなどきめ細やかな対応で、最適な働き先と人材をマッチングいたします。保育の仕事に関しても多くの働き先をご用意しており、派遣からでも就業が可能です。保育の仕事の経験を積みたい方、人材を探している方はぜひお気軽にお問い合わせください。