「看護の人材派遣で働きたいが、正しい求人の探し方を知りたい」と考えていませんか。人材派遣会社に登録したうえで看護の仕事をしたいときは、良質な求人を見極めることが重要です。今回は看護の人材派遣に登録したい人のために、正しい求人の探し方を紹介します。
1. 看護の人材派遣のメカニズムを知ろう
まずは看護師として、人材派遣を受けたうえで働く流れや特徴などを知りましょう。あくまでも人材派遣会社のスタッフという立場で医療機関に出向くことになりますが、シフト調整やスケジュール調整などがしやすいことがメリットです。看護の人材派遣における、基本的な仕組みを学びましょう。
1-1. 派遣として働くまでの流れを知ろう
まずは派遣看護師として働くまでの流れを知っていきましょう。人材派遣会社に登録するところからスタートです。続いて派遣会社からの求人紹介を受け、条件に合うものがあれば、現場の見学や打ち合わせなどを行います。 労働条件に対する同意を行えば、紹介された現場で働けるようになります。以上が看護派遣の簡単な流れになりますので、きちんと整理しておくようにしましょう。
1-2. 派遣会社のスタッフとして医療機関に出向く
人材派遣会社を通して看護士として働く場合、正規の職員ではなく派遣スタッフとして働きます。そのため、社員やアルバイトとは異なる立場で働くことになります。 派遣スタッフとしてなら、自身が選んだ仕事現場に期間限定で働けるのがポイントです。医療機関に勤めている人とは違った立場で仕事に取り組めるのが、派遣という立場になります。
1-3. 看護でも派遣ならスケジュール調整をしやすい
前述の通り、派遣で働くことはスケジュール調整をしやすいことがメリットです。土日休みを希望できることはもちろん、サービス残業もありません。残業も自分の意思で決められるので、自身が望む働き方が実現できます。 求人によっては時給2,000円のような、高い給料が手に入ることもあるでしょう。自身と求人のマッチングがよければ、看護の派遣はパートやアルバイトよりも恵まれた条件で働けます。
1-4. 看護師としての資格により仕事内容や給料が違う
看護師の場合、資格によって仕事のしかたや給料が変わっていきます。 たとえば「准看護師」は、国家資格ではないので、少々給料が低い傾向にあります。しかし「正看護師」なら国家資格であるため、給料が高くなるのです。しかし仕事内容でいうと、両方に大きな違いはありません。 また、看護の資格には「認定看護師」や「専門看護師」などがあります。認定看護師は特定の看護分野を対象としたプロの資格で、専門看護師は看護の実践だけでなく、教育・研究・相談などの役割を持つのが特徴です。このように、資格によって仕事内容や給料が変わることを覚えましょう。
2. 看護派遣の求人を正しく選ぶポイント4つ
看護も派遣スタッフとして求人選びを失敗しないために、正しいポイントを押さえることが大切です。自身が持っている資格を活かしやすい環境に注目したり、離職率や口コミから優良な労働環境を見極めたりするなど、より細かく見ていくことが重要になります。ここからは、以下の4つのポイントを求人選びのヒントとして紹介します。
2-1. 自身が持っている資格について考える
看護師の資格は多岐にわたります。准看護師のような都道府県が認める資格もあれば、正看護師という国家資格もあるのです。また、認定看護師や専門看護師のような、従来の看護とは違った資格もあります。 大病院では正看護師を積極的に採用しがちです。しかし、認定・専門看護師のどちらかの資格を持っているなら、それを求める職場に注目するとよいでしょう。自身が持っている資格にあわせて、これまで勉強したことを活かる職場を探していきましょう。
2-2. 目指したい年収と、自身がこなせる仕事内容とのバランス
自身が目指す年収と仕事のバランスを考えることも大切です。仮に時給が高くても、仕事内容に不満を感じてしまうと有意義な時間が過ごせなくなってしまいます。 看護師としての給料をアップしようとすると、仕事量が増えたり、内容が専門的になったりします。給料だけにとらわれず自身がこなせそうな仕事内容をチェックし、バランスが取れている求人を見極めましょう。看護の派遣が受ける求人も、給料と仕事内容から総合的に判断して選ぶことがおすすめです。
2-3. 働く場所のジャンルから絞る
看護として働く場所のジャンルから、求人候補を絞ってみましょう。 たとえば国公立の病院なら給料は高いといえますが、その分仕事の範囲も広いので、自分の目的を見失わないことが大切です。一方、介護施設なら医療処置は少ないものの、高齢者や体が不自由な人の世話が中心となります。 このように看護にもさまざまな働き方があるので、ジャンルから働きたい求人を選ぶ方法もあるでしょう。
2-4. 離職率や口コミに要注意
劣悪な労働環境で働きたくないと思ったら、離職率や口コミに注意しましょう。離職率が高い病院は、労働環境が悪くて働く人が定着しないというケースが多いです。 また、口コミで批判が多い病院も要注意です。すべてが本当とは限りませんが、それでもネガティブなコメントが多い場合はできるだけ避けるようにしましょう。
3. まとめ
看護の派遣では自身が決めたスケジュールで、好きな場所で働けるメリットがあります。しかし、労働環境が自身にあっていないと、逆につらい時期を過ごしてしまうようになるかもしれません。 派遣として働く基本的な流れだけでなく、理想の求人を選ぶポイントも押さえましょう。自身の資格やスケジュールにあった場所を意識し、離職率や口コミがよくないところは避けるべきでしょう。給料と労働環境のバランスが、求人選びのカギです。 「株式会社JSK-G」は兵庫県の人材派遣会社で、このたび看護ジャンルに特化した事業形態に変わりました。これから看護の派遣で働きたいという人に向けて、理想の求人を紹介するために最大限努めます。興味をお持ちでしたらぜひともご相談ください。