「看護の仕事のやりがいとは?仕事の意義や魅力を解説!」

「看護の仕事のやりがいとは?仕事の意義や魅力を解説!」

看護師の仕事は、病院や介護福祉施設、保育施設などで医師などのサポートをしたり、患者さんの治療にあたったり、身の回りの世話を行うことです。老齢・障がい・怪我などにより自力で生活していくのが困難な人たちのサポートを行う仕事です。 世間では、介護施設等で働く職員の待遇面も含めて、大変さばかりが際立って取り上げられる傾向にありますが、大変な分だけ、やりがいもたくさんあります。今回は、介護の仕事においてやりがいを感じる瞬間を挙げながら、介護士の仕事の魅力や楽しさを紐解いていきます。

1. 「患者さん本人や家族の笑顔」が一番嬉しい

看護師のやりがいは、何よりも「患者さん本人やご家族からの笑顔」にあるといっても過言ではありません。看護師は、大きな総合病院から、小さなクリニックまでさまざまな場所で働いています。そのため、仕事内容の範囲も規模も異なり、働き方も大きく異なります。 しかし、「医者などが行う医療行為のサポート」「患者さんの世話やサポート」が働き方の主軸になっていることは、どこの職場でも変わりありません。 大変で責任感もある仕事ですが、患者さんとの距離が近い分、誰よりも感謝の気持ちを向けられやすいのが看護師です。症状が改善したり、病気が快癒したりしたとき、患者さんはまずもっとも近い距離で献身的にサポートをしてくれた看護師に対して、「ありがとう」と感謝の言葉を述べてくださいます。このときの感謝が、日々働くモチベーションになっているという看護師はとても多いのです。

2. 「患者さんにとって一番身近な存在」になれる

とくに治療や施術を受けに来られている患者さん、入院されている患者さんへの治療のサポートや身の回りの世話など、病院や施設の外から来られる方と、もっとも近い重要な仕事を任されるのが看護師という仕事。そして、患者さんにとってもっとも距離が近く、接する機会が多いのもまた看護師なのです。 とくに入院している患者さんにとって、時折お見舞いに来る家族や友人を除けば、日常的に接する人間は、看護師がほとんどとなるでしょう。日々の食事や検温、簡易的な検査などは看護師が対応してくれるからです。とくに食事や排せつの世話が必要な患者さんや、点滴・投薬の多い患者さんにとっては、看護師のサポートが生命維持に直結することになります。 そうした「患者ともっとも近い存在になれる」ことを大きなやりがいにしている看護師さんも多いです。距離が近い分、患者からの相談も受けやすい看護師は、不安な気持ちを抱えた患者さんを励ましたり、治療に臨む患者さんをサポートしたり、患者さんにとって最も近い距離から心身ともにケアができる仕事。患者さんやその家族と一丸となって病気を治そうという気持ちが湧きやすいのも、モチベーションアップに繋がっています。 また、距離が近い分、一見わからないような些細な変化を見逃さず、危険な兆候をいち早く察知できるのも看護師です。毎日医師に病状の報告を行っておき、いざというときに、即座に最適な対応ができるようサポートを行える看護師の仕事は、責任も大きい分、やりがいも大きくなるでしょう。

3. さまざまな職業の人たちと協力して患者さんのために働ける

看護師の仕事は、看護師だけで完結することはほぼありません。医師はもちろん、そのほかにもさまざまな職業の人々と連携して仕事をすることになります。 とくに大きな総合病院では、投薬治療に携わる薬剤師・食事管理をしている栄養士・救命救急の現場で活躍する救命救急士・リハビリを担当する理学療法士・レントゲン撮影に携わる臨床検査技師・医療事務など、多種多様な職業の人が患者さんの治療のために動いています。 看護師の仕事は、そうした各分野の専門家たちと、患者さんの懸け橋になるような仕事です。毎日のように専門家からの意見を聞き、打ち合わせをし、医師を頂点にしたチーム体制で治療等のサポートに徹するのが看護師の仕事。 そうしたあらゆる分野の専門家と協力して、病気の治療ができるという、看護師ならではの立ち位置もまた、看護師にとっての大きなやりがいに繋がっています。

4. 「命を預かり、命と向き合う」ことの責任感

医師は「命を預かる仕事」といわれます。そして医師が治療する患者さんの身の回りの世話や治療のサポートを行う看護師も、医師と同じように、命を預かる仕事。そして、患者さんからもっとも近い距離で「命と向き合う」のもまた、看護師の仕事です。 比較的軽症で軽口が交わせるくらいの症状の患者さんならいいですが、重篤な症状が進行し、日々悲しみや怒りを抑えきれない患者さんや、まともにしゃべれなくなってしまった患者さんの世話はとても大変です。よきにつけ悪しきにつけ、患者さんの感情の矛先は、もっとも近くにいる看護師に向かいます。 また、しゃべれない場合は言葉なしで意思疎通をはからねばなりませんし、植物状態であれば、患者さんの要望すらなくなり、その代わりに容態の急変を常に見守らないといけません。そうしたとき、命というものがいかに重いものか、実感することになるでしょう。 しかしながら、日々その責任を背負っていく中で、徐々に快方に向かっていく患者さんを見ると、一緒になって一番に喜べるのもまた看護師で、日々献身的に世話をしているからこそ、その資格があります。命はやがて終わりを迎える、だからこそこうした「生きる希望」を実感できるのです。看護師は、それをある意味一番濃く実体験できる仕事であるといえるのではないでしょうか。

5. まとめ

まとめ

以上、看護の仕事のやりがいについて解説しました。誰よりも患者さんと距離が近い看護師は、患者さんのポジティブな感情・ネガティブな感情を一手に引き受ける仕事でもあります。それはときに大変で、負担が大きいこともあるかもしれませんが、患者さんともっとも近いからこそ、味わえる喜びもまた大きなものです。 看護師の仕事や働き先は多岐に渡りますので、看護の仕事を目指すなら、まずは派遣で求人を探してみることをオススメします。

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